目次
前編のあらすじ
食物アレルギーのある患者さん親子との出会いをきかっけに、米粉パンの販売を始めた新川様。
後編では、子育てと活動を両立する上で大切にしていることや、子育て中のママたちに向けてのメッセージを伺っていきます。
子育てをしながら活動をする上で、大事にしていることは何ですか?
私が大事にしていることは「隙間時間の活用」です。
家では未就園児の息子と常に一緒なので、お昼寝や一人遊びをしている時間など、5分でも10分でも何かできることはないかと考えて動くようにしています。
仕事をしていることで、子どもに寂しいという想いは植え付けたくないと思っているので、子どもと過ごす時間もしっかり確保できるように、メリハリをつけるように意識しています。
たっぷりお昼寝してもらうために、午前中は思いっきり遊ばせたり工夫していますね。
ママたちの働きがい向上や経済的自立のためには何が必要だと思いますか?
やはり、一人で頑張るのではなく、周りの協力が必要だと感じています。
夢や目標のためにやりたいことがあっても、頼れる人が近くにいないことで
その夢を諦めざるを得ない人もいるのではないかと思います。
頼れる家族が近くにいない方もいると思うので、家族以外にも頼れる人がいたら良いですよね。
私自身、今の土地に引っ越してきてすぐは一人ぼっちで、毎日孤独を感じながら子育てをしていました。
今では近所のママ同士で助け合える環境ができてとても助かっているので、
今度は私がそういった環境を作って、孤独なママたちの助けになりたいと思っています。
今までの活動で大変だったことや乗り越えてきたことは何でしたか?
子育てをしながらの活動ということで言うと、まだ授乳が頻回の時期、子どもと離れられる時間がほとんどなかった頃は辛かったですね。
当時、米粉パンの認定講師になりたてで、いざこれから!と言う時期だったのですが、常に寝不足で、自分のやりたいこともできずにイライラしてばかりの毎日でした。
このままではいけないと思い、改めて子どもがいる中でのタスク管理の方法を学び、実践しました。具体的には、自分でコントロールできることとできないことに分けて物事を考えるという方法です。
子どもの授乳や睡眠などの生理的欲求はコントロール不可なので、そこに期待せず、他の部分で時間を作る工夫をするようにしてみました。
自分の気持ちに余裕ができたからか、子どもも落ち着いてきたので、今では子育てとうまく両立しながら活動することができています。
ここまで活動を続けることができた原動力は何ですか?
私の原動力は、何と言っても食べてくれた人の笑顔ですね。
私、人の笑っている顔が大好きなんです。笑顔を見るだけで幸せな気持ちになりますし、もっと助けになりたい!とモチベーションが上がります。
そして、自分の子どもが食べてくれる姿にも力をもらっています。
試作品など、いつも一番に食べてくれるのは子どもたちで、美味しくできたときも失敗してしまったときも、子どもが笑顔や素直な反応がやる気に繋がりますね。子どもたちが一番の採点係です(笑)
最後に、お知らせをお願いします
現在、京都府舞鶴市にある「ほっとハウス」さんで、毎月1回米粉パンの定期販売を行なっています。(コロナウィルス感染拡大防止のため1・2月は休業)
卵・乳・小麦不使用、原材料にこだわった体に優しい米粉パンを販売していますので、お近くの方はぜひ一度ご賞味いただけたらと思います。
公式LINEアカウントから、出店スケジュールや販売メニュー、購入時に使える割引クーポンを配信していますので、こちらもチェックしてみてくださいね。
また、現在開発中のお酒に合うおつまみパン「のんべぇパン」の販売に合わせて、ネットショップでの販売準備も進めています。
こちらも、LINE公式アカウント先行で最新情報を配信していきますので、ご興味のある方はぜひ友だち追加をして情報をお受け取りいただけたらと思います。楽しみにしていてくださいね。
新川 奈津子様 プロフィール
⚫︎Instagram:https://www.instagram.com/nonbe_natsuko/
⚫︎公式LINEアカウント:http://lin.ee/jfzHQfl
インタビュアー:宮崎 直美
アシスタント:おおや みさ